アナンダライトはクォーツの一種です。サンスクリットの「神の至福」を意味するアナンダという言葉に由来し名づけられました。灰色がかったカルセドニーの上に小さなポイント状の群晶を形成します。細かくきらきらと光るカルセドニー状から１．２〜３センチほどの長さを持つポイントまで多様で、カルセドニーを覆うドルージーの層状になったものや鍾乳石の指のようなものなど、ユニークなフォームを持つものも多くあります。サイズは数グラムのものから１０キロ以上もあるような大きな群晶まで多様です。質や色も多様ですが、どのグレードのアナンダライトも非常にパワフルで有益なエネルギーを持っています。
アナンダライトはまだ眠っているクンダリーニのエネルギーをパワフルに、しかし心地よく刺激します。その波動は通常、下方のチャクラに温かみとして感じられるでしょう。それはハートに向けて上昇し、歓びの感覚となり、脳においては霊的な光として感知されるでしょう。
アナンダライトは「ライトボディの活性化と覚醒」のための、もっともパワフルな石のひとつであり、人々の身体と意識の双方へ働きかけ、まだ眠っている可能性に目覚めをもたらす力を持っています。その波動は中心にある神経のシステムをルートチャクラからクラウンチャクラまで、脊椎に沿って深く刺激してゆきます。それは津波のような微細な電流の波としてとても快く全身をつつむでしょう。ハートにおいてアナンダライトのエネルギーは愛と歓びのフィーリングを湧き上がらせます。そのとき素早くたくさんのイメージが押し寄せるような感覚がやってくるかもしれません。まるでハートがそこにある歓喜のエネルギーを脳へと捧げているかのような感じがするでしょう。アナンダライトの有効な使い方としては、両方の手にひとつずつ石を持ち、ルートチャクラからクラウンチャクラにかけて全面と背面から、脊椎に沿って上昇させるように移動させます。また、両手に持って瞑想するのも良いでしょう。
喉のエリアでは、最初「のどのつかえ」のようなものを感じるかもしれません。それはより大きなバイブレーションがやってくるとともにクリアになるでしょう。頭部においてアナンダライトは第３の目とクラウンチャクラを統合する働きをします。この石によって、霊的な目覚めや、自分自身の気づくときのわくわくするような感覚が呼び起こされます。新しい目覚めの歓びと人々のより進化した目的を経験するために働くとても理想的な石なのです。
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